WETSUITSの話

WETSUITSはサーファーにとって、防寒の部分だけでなく、そのサーファーの個性、STYLEを一見しただけで解る大事なものだ。

昨今のサーファーは安く安くと言う情けない考えに、ライフワークともなっているサーフィンに、せこくなる輩が多い。格好悪すぎる!

自分にとってかけがえのない物になっているのなら、ほかにお金を使うのであれば比重を自分の大事なものに向けるべきだ。そうでないと、ただの波にのるレジャー人に成り下がる。

 

本来WETSUITSの寿命は3年がMAX。縫い目の糸がゴムをどうしても切ってしまい、だんだん水の侵入が多くなる。また、ゴム硬化により動きも相当変わってくる。

機能的なこともさることながら、おなか周りにWAXの跡がべっとり付き、ゴムが硬化したカサカサの物を着ていることがダサいのだ。

たまに、それがレトロでいいなどとぬかす奴もいるが、本当のその時代のサーファーは最新のWETを着ることが格好良いのであり、決してボロボロを着てはいなかった。

 

サーファーという人種は波アリキで生きている。故に収入も少なく中々WETやボードが買えない人も多い。それでも食を削ってでも手に入れようとする。それが本物だ。都会の職をちゃんと持ったサーファーが、くだらなくお金を使うのとは質が違う。少しの余裕がある都会の住人はせめて、大好きなサーフィンに向かうのに、もう少し予算を多くとり、みっともないサーファーにはなってほしくない。更に言えば、個性鮮やかにボードやウエットに拘れないのなら、そいつのサーフィンも邪魔でダサいだけで、サーファーなどと口にするべからずだ。

 

みんなで同じ既製品のWETSUITS来て、似たようなボード乗って、同じような車で現れ、海辺でビール片手に雑誌の写真のようなマネをして、最高だねなんて言ってる奴、最低だよ。