THE SNOWSURF by GENTENSTICK

昨日の続き

最近は、中高年の初心者やキッズたちを教えることが多い。東京からの日帰りだと群馬、新潟近郊のスキー場に必然的になる。雪のいい日に必ず行けるわけもなく、仕事の合間を縫ってくるユーザーをその日のレベルで最適そうなところ+自分も適度に遊べるところで楽しむボード。

 

もっぱらSPOONFISHの初代だが、活躍する。少し滑れるようになったユーザーやキッズを教えつつ、小さなWALLやパウダーで遊べる。ビギナーたちのいいルーティーンが組めたら、ちょっと一人で攻めに入る。ちょっと御免してロープの向こうのツリーランやなじみの壁に高速トップターンなどして、感覚を取り戻す。SHORTBOARDはあらゆる場面で使いやすい。これから春に向かい、雪のコンディションもすぐ悪くなる午前中ガリガリでゴツゴツ、午後ベチャベチャなどのとき、SPOONFISHならその悪雪でも扱いやすい。王道のTTを持ち出しても消化不良を起こす。使うべき時は他の時に必ずある。

 

実は、壮大でDEEPな場面で、短いボードを使うのは逆に技術がいる。そこもまた面白い。6FEET近くの波にSEMIGUNやパフォーマンスモデルで攻めるのは正当。あえて5FEET代のTWINFINや小波スペシャルで攻めるには経験も技術もいるサーフィン。そんな感じで私は、意外とTHE SNOWSURFのポテンシャルを楽しんでいる。